いつの時代も人気ナンバーワン!なぜダイヤモンドが選ばれる?

ダイヤモンド

婚約指輪といえばダイヤモンドを連想される方は多いのではないでしょうか。
では、そもそも何故ダイヤモンドなのでしょう….
今回はダイヤモンドが人気の理由について探っていきたいと思います。

ダイヤモンドの歴史

そもそも、婚約指輪は古代ローマ時代からあり当時から婚約の際に指輪を贈る風習はありましたがその頃はまだシンプルな鉄製リングが一般的でした。
15世紀には婚約指輪にダイヤモンドが使われるようになり始め、中世の時代に入るにつれて王室や貴族たちがダイヤモンドを所持し、贈り物として用いてきました。この頃はまだカット技術は発展途中で価値も今ほどではなかったと言われていますが、ラウンドブリリアントカットが発明されて以降ダイヤモンドは次第に価値を高めていきました。
1866年には南アフリカでダイヤモンド鉱山が発見されダイヤモンドを安定的に供給できることになりました。その後1947年にデビアス社が世界に向け展開した『ダイヤモンドは永遠の輝き』というキャッチコピーが大ヒットしたのをきっかけに、これまで富裕層向けとされていたダイヤモンドが次第に一般の人々でも手が届く宝石となりました。

婚約指輪にダイヤモンドが選ばれる理由。

ダイヤモンドが人気の理由は、その美しさや希少性、歴史的な意義などが挙げられます。
まず、ダイヤモンドはその輝きや美しさから、古くから宝石として重宝されてきました。
特にダイヤモンド本来の美しさを引き出すラウンドブリリアントカットはダイヤモンドの透明度と輝きによって、光を反射して独特の輝きを放ちます。角度によって見せる多彩な輝きはダイヤモンドならではの美しさです。
また、地球上で最も硬度が高い宝石であるダイヤモンドは、他の宝石に比べて傷つきにくく、長期間使用できることから、揺るぎない思いや固い絆を象徴するものとして考えられてきました。
次に、ダイヤモンドの希少性が人気の理由として挙げられます。
天然の鉱物であるダイヤモンドは希少価値が非常に高く、長い年月をかけ過酷な環境下で育ち、手間をかけて採掘してからも、宝石として流通するまでには大変な時間やコストがかかります。自然に形成されるダイヤモンドはただ美しいのみならず非常に希少で、ダイヤモンドが持つこのような特質が、永遠の愛を誓うとされる婚約指輪と相性が抜群と考えられているのです。

ダイヤモンドを選ぶ意味

地球上で最も硬度が高い宝石であるダイヤモンドは傷つくことなく永遠に輝き続けることから永遠の愛や結婚を象徴するジュエリーとして大切な方への贈り物として選ばれています。
また、無色透明で美しい輝きを放つことから「純潔」や「純愛」「清浄無垢」「永遠の絆」などの意味も持っているとされ、稀少価値の高さやその上品な輝きの美しさは類見ないほどです。このことから、ダイヤモンドは「永遠の愛の証」として相応しいと考えられているのです。

ダイヤモンドは古代から人々を魅了し、その美しさは今も変わることなく輝き続けています。
地球上に宝石は無数にありますが、結婚という永遠の愛を誓う上では不可欠な存在であり、婚約指輪の定番になっています。ダイヤモンドも歴史や意味を知った上で納得のいくダイヤモンド選びをしたいですね。